玄洋校区　自主防災避難訓練

■玄洋校区　自主防災避難訓練

　10月23日、玄洋小学校体育館にて、自主防災避難訓練が行われました。

　午前7時45分、警固断層を震源とする震度6弱の地震が発生との想定で、8時に今宿消防団のサイレンが鳴り響き、自主防災会役員が公民館に集合。

　対策本部を立ち上げ、避難場所を玄洋小学校と決定し、直ちに移動。

　各町内では、町内毎の一時避難所に集合し、最終避難場所の小学校へ移動しました。

　小学校では初動対応訓練が紹介され、11町内が避難生活に入った場合の区画ライン引きが実施され、それぞれの町内が区画内に集合しました。

　その後、民生委員さんを中心とた健康状態の声かけ、話しかけ、体育部、スポーツ推進委員によるエコノミー症候群予防の簡単な体操。

　防災士による段ボールの活用法の紹介などの長期生活を想定した訓練が続きました。

　男女共同参画の皆さんによる「甘酒」の焚き出しで会場にホッとした空気が流れました。

　西消防署警備課大野係長、西警察署警備課田中課長、西区役所防災・安全安心係松尾係長の講話に続き、長期避難生活に元気と勇気を与える子ども達のトガトンが演じられ、最後に東日本、熊本にエールを送ろうと「花は咲く」を全員で歌いました。

　当日小雨にもかかわらず、町内の第一次避難所には約1000名の皆さんが避難され、玄洋小学校には420名の参加があり、玄洋校区の災害に対する関心の高さがうかがえました。

　又、今回は毎年の防災訓練とは異なり、今まで実施したことの無い長期避難生活を主題にした訓練でした。

　企画、運営して頂いた自主防災会の久保善一会長はじめとする役員の皆様に感謝致します。

　この訓練が現実のもととならない事を祈りたいものです。

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■平成28年(2016年)12月1日今宿タイムズ411号