七寺川上流域に砂防ダムを 今宿自治協・県・市に要望

七寺川上流域に砂防ダムを 今宿自治協・県・市に要望

 

■七寺川上流域に砂防ダムを 今宿自治協・県・市に要望

 今宿校区自治協は、8月3日、福岡県庁を訪問し県土整備部長に対し七寺川上流域に砂防ダム建設の要望書を提出しました。

 今宿校区は、先の地質調査により多数の土砂災害警戒区域に指定され、中でも上ノ原町内会にその大半が集中しています。

 このため、今宿校区では土砂災害に備えた避難場所、避難経路の確認など防災計画の策定を今年度の大きな課題として校区全体で取り組むことを4月の総代会で決定していました。

 その後、計画策定には、西区役所総務課防災・安全安心係の協力をいただくことになり、現在、内容等を調整し始めています。

 その一方、上ノ原町内会では、土砂災害そのものを防止するための施策が不可欠との判断からこの間、県・市に対し砂防ダム建設を働きかけていました。

 その一環として、7月12日、自治協・町内会連名で福岡市長に対し”七寺川上流域に砂防ダムを建設して欲しい”旨の要望暑を提出しました。

 ところが、その翌日の7月13日早朝、上ノ原町内会の叶嶽神社前バス停付近で大きな土砂崩れが発生し、今宿姪浜線乗合バスが走る市道は完全に土砂に埋まってしまいました。

 幸い、間一髪、住人の人的・物的損害は免れました。

 また、西区土木2課の素早い対応のお蔭で、道路はほぼ1日で応急措置が完了し、バスも開通し、住民に大きな影響は出ませんでした。

 しかし、この土砂崩れにより、改めて、この地域が土砂災害に見舞われる危険性が非常に高いことが証明され、住民に大きな不安を抱かせることになりました。

 自治協は、この災害を目の当たりにし、福岡市への要望だけでなく、砂防関係を所管する福岡県の県土整備部砂防課に直接要望する必要があると判断し、西区選出の野原県会議員にその仲介を頼みました。

 野原県議のご尽力の結果、8月3日、担当課長との面談が実現しました。

 会合には、野原県議も同席され、県側から行徳砂防課長、中村砂防係長、椛島県土整備事務所河川砂防課長など7名、自治協側から平方会長、高田上ノ原町内会長の2名が出席しました。

 会合では、自治協側から状況説明とともに砂防ダム建設の必要性を訴え、その後、行徳課長から次のような県の考えが説明されました。

(1)県としても上ノ原地区の危険性と対策の必要性は承知している。

(2)このため今年度から砂防ダム建設に向けた地質調査を開始する。

(3)今後、これに向けた住民説明会等も実施する。

(4)ついては、今後、地元と連携を深めていきたい。

 尚、この会合には、福岡市から担当課である下水道局計画部河川計画課の安部調整係長、他1名も同席いただきました。

 最後に、県・市・地元3者が今後連携を深めていくことを確認し会合を終了しました。

—————————

★今宿タイムズ – 平成28年(2016年)9月1日 第408号

真夏・夜空の乱舞、「まつり今宿」納涼花火大会
七寺川上流域に砂防ダムを 今宿自治協・県・市に要望
暴走族根絶・非行防止推進協議会 西部6校区・夏季夜間パトロール
今宿校区青少年育成部会 夏街頭キャンペーン
玄洋校区子ども会 海岸清掃
玄洋中学校 創立70周年
うわごと
第9回 今宿田んぼアートフェスタ 2016
第66回 社会を明るくする運動
今宿小PTA 地域懇談会をおえて
「筑前今宿歴史かるた」から今宿の歴史を学ぶ 27
夏祭り
セミも参加した上町天満宮夏祭り
西区大会に参加して子どもドッヂ 玄洋
玄洋校区「校区紙リサイクルステーション」からのお知らせ
すべての子どもに愛ある過程を
七寺川にフクが来た!
第30回市民総合スポーツ区対抗競技 ママさんバレーボール大会出場!!
コーヒーブレイク
今月の男女共同参画 45話
今宿五行歌会(鉛筆)
ご芳志の御礼