■民家の保存樹から「キクラゲ」が！
雨上がりの朝、ウォーキング中に今宿青木にある民家の枯れたエノキの木に「キクラゲ」を見つけました。
キクラゲが育っている枯木は以前今宿タイムズの「シリーズ銘木」で取り上げて頂いた今宿青木の都地さん宅のブロック塀にある保存樹のエノキの木です。
平成２２年１２月１日号での記事では、「台風などで樹が揺れてブロック塀を壊す恐れがあり危険なのでその内伐ることになると思う」と書かれていましたが、やはりその後伐採されていました。
そしてその樹から、キクラゲが育っていました。
キクラゲは、漢字では「木耳」と書くようです。
ユダが亡くなったニワトコの木からこのキノコが生えたことから「ユダの耳」として伝えられたと書かれていました。
このため耳の字が使われているようですがクラゲのような食感の食材という意味で「キクラゲ」と読ませているとのことです。
キクラゲは中華料理で食べたことがありますが、我が家の料理の食材としては食べたことがありませんでした。
しかし、レシピを見ると、豚肉やアスパラガス、キャベツなど各種野菜との卵炒めや佃煮、酢の物など多くのレシピがあります。
保存樹として、銘木として皆さんに可愛がられたエノキですが、伐採した今ではキクラゲが育っています。
このキクラゲで料理をし、肴にして一杯飲んで楽しいひと時を楽しむ幸せも味わいたいですね。
（C・R)
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★今宿タイムズ 第407号 平成28年(2016年)8月1日
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