■うわごと
又、このコーナーを担当することとなった。皆様に拙い文章を提供することに恥ずかしさを感じる。
最近、手紙を書く事が少なくなった。全て、パソコン、携帯のメールで済ませてしまう。白い便せんに鮮やかな万年筆の美しさが懐かしい。
日本で一番短い手紙は、戦国時代から安土桃山時代の徳川家の家臣、本田重次が「長篠の戦い」の陣中より妻にあてた手紙で、
「一筆啓上、火の用心。お仙泣かすな、馬肥やせ」
と言われている。
お仙とは仙千代、後の本田成重である。しかし、まだ短い手紙があった。
1956年に始まった南極調査の目的で、昭和基地で1年間に渡って南極で観測を続ける事業があった。
第2次の帰還時に、カラフト犬の「タロー」「ジロー」が南極に残されたが、翌年第3次の隊員の元に駆け寄ったとのはなしは有名である。
その越冬隊員に日本からの電報が定期的に送られていた。
電報なので多くは語れない。ある新婚の隊員の奥様が書きたいことは山ほどあった中でたった一言「あなた…」との文面を送った。
屈強を誇る越冬隊員の全てが号泣したとの事。
あふれんばかりの夫婦愛を感じる。
言葉の力、重さを大切にしたいと思う。
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■今宿タイムズ平成28年(2016年)4月1日 第403号
・第25回 今宿商工まつり
・春の巣立ち 玄洋中学校・卒業証書授与式
・着任のご挨拶 西警察署長 中村 隆徳
・玄洋校区 横浜自治会自主防災避難訓練実施
・今宿校区 人権啓発標語入り 横断幕完成
・横浜「八幡桜」ライトアップ
・うわごと
・赴任ごあいさつ
・ご挨拶 今宿駅 駅長 吉森 正純
・玄洋小学校にて 二分の一成人式
・「筑前今宿歴史かるた」から今宿の歴史を学ぶ 22
・爽やかな青空のもと 玄洋校区 健康ウォーキング
・春を告げる日本の花「桜」
・春かすみの中の北帰行
・今宿小通学路 三菱電機南側道路拡幅工事に着手
・チューリップ祭りのご案内 農楽苦会(のらくろかい)
・[玄洋校区]「紙リサイクルステーション」からのお知らせ
・卒業・入学は「花いっぱいで」おめでとう!
・春いちばん「つくしんぼう」を見っけ!
・コーヒーブレイク ウォークラリー
・今月の男女共同参画 41話
・西区市民吹奏楽団 第14回スプリングコンサート
・玄洋句会 蕗の薹(フキノトウ) 2月の尽(ジン)
・ご芳志の御礼