服部英雄先生の歴史講座開催される

服部英雄先生の歴史講座開催される

服部英雄先生の歴史講座開催される

■服部英雄先生の歴史講座開催される

 『神風は吹いた、果たしてそれは真実か』

 11月28日(土)、玄洋公民館で玄洋校区男女共同参画をすすめる会主催により、服部英雄先生の歴史講座「蒙古襲来と博多湾」が開催されました。

 講師の服部先生は今年九州大学教授を退任、現在同大学名誉教授で、著書も多数あり、その中の「河原ノ者・非人・秀吉」は毎日出版文化賞を受賞しています。

 また2014年12月に出版された「蒙古襲来」も評判になりました。

 私達の地元である今宿に元寇防塁があるのは、よく知られています。しかし、元寇(蒙古襲来)や元寇防塁について学べる機会はそうありません。

 今回は、蒙古襲来や神風の真実について、また防塁はどういうものだったのかなど、元寇という史実を一般の私達にもわかりやすいように説明してくださいました。

 蒙古襲来より700年余り。この史実について多くの方々が書いていますが、その元になったのが「八幡愚童訓(はちまんぐどうぐん)」という書物です。

 この中では文永の役では蒙古の軍勢が上陸したその日に日本軍は太宰府、水城辺りまで退却し、なぜか蒙古軍はその夜に引き揚げた、など神がかり的なことが多く書かれています。

 服部先生はこの神風史観を見直し、多くの軍勢がたった1日で撤退するのは無理な話であり、また、当時の公家の残した資料からも実際は数日間ここに留まっていたと考えられることを説明してくださいました。

 また、蒙古の軍勢と戦った竹崎季長が残した「蒙古襲来絵詞(もうこしゅうらいえことば)」の絵からも日本軍の戦い方や竹崎季長の行動を紐解いて説明していただき参加者の方々も興味深く聞いていました。

 講演の中では「元寇勝利の顕彰」という歌を先生が独唱。先生が推測した日本軍の新兵器?などの話では会場が盛り上がりました。歴史は堅苦しい、難しいという観念が吹き飛ぶ楽しい時間でした。

 服部先生のお話に興味のある方はぜひご本をお読みになってください。

 

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■今宿タイムズ平成28年(2016年)1月1日 第400号

初詣は地元の神社で 地元の年始行事案内
わが町の人口
田尻今宿汚水幹線築造工事発進式
玄洋校区 各町内で杵の音が響く
今宿地区新春のつどい
うわごと
謹んで新年のごあいさつを申し上げます
玄洋校区 人尊協研修会
今宿駅前 イルミネーション点灯
筑前今宿歴史かるた」から今宿の歴史を学ぶ19
400号記念座談会 「ぼくたち、わたしたちの玄洋・今宿の未来について」
玄洋中学校 教職員バレー優勝
今宿老人クラブ シニア向け 料理教室
玄洋・今宿両校区 子ども会駅伝・マラソン大会開催
服部英雄先生の歴史講座開催される
農楽苦(のらくろ)花園でチューリップの球根植付け会
木守り柿で来年も豊作
コーヒーブレイク
今宿校区 ごみ減量部会施設見学
「健康づくり教室」
輝け今宿っ子!
今月の男女共同参画 37話
ご芳志の御礼