■「筑前今宿歴史かるた」から今宿の歴史を学ぶ9
ぬくもりは 心のかよう 亀齢会
今宿地区にある老人クラブはその多くが「○○亀齢会(きれいかい)」(○○は町名)と呼ばれています。「亀齢会(きれいかい)」の名付けの云われははっきりとはしませんが、「鶴は千年、亀は万年」の諺から、老人クラブの方々のご長寿を願ってつけられたと推測されます。
今回は玄洋校区老人クラブ会長の今西小枝子氏にその歴史と現状をお聞きしました。ちなみに今西会長が所属している横浜西町内会の老人クラブは亀齢会ではなく「横浜舞鶴会」という名称です。
福岡市の老人クラブ(会)の歴史は古く昭和38年に誕生し、平成24年には50周年を迎えました。
玄洋校区では現在、11町内の中9町内に老人クラブがあり、その総数は約500名です。その活動は各町の老人クラブによって違います。月の一度の親睦会をはじめとして、趣味の会やサロン、花植え、グランドゴルフなど様々な催しが行われています。また、入会できる年齢も町内により様々のようです。今西会長は58歳での入会で、60歳前から入会できる町内もあれば、60~65歳からのところもあります。(実際の入会は70歳からが多いようです)
今西会長は、「私が住んでいる新興住宅地では、子どもが家を建てて、高齢の親を呼び寄せるケースがよくあるんですよ。歳をとってから住み慣れた土地を離れて知らない場所にくるのは、とても大変なこと。不安でいっぱいです。そんなときに老人クラブに入ってワイワイ楽しんで、不安を吹き飛ばしていただけたらと思います。実際にこの場所に来てよかった、老人クラブに入ってよかった、と話される方がいらっしゃいます」と話してくださいました。
高齢化が進む中、元気で生き生きとした老後を送りたいと誰しもそう思うでしょう。この「筑前今宿歴史かるた」も平成12年に今宿公民館高齢者教室の活動のひとつとして作られたものです。高齢者の方々が力を合わせて作成しました。このかるたは今も小学校や地域で使用され愛され続けています。
高齢化社会が一層進む中で、これからの高齢者の方々や老人クラブの地域における役割はもっと大切になっていくでしょう。
(田中)
*各町内の亀齢会(横浜西町内は舞鶴会)に入会ご希望の方は各町内会、または各公民館までお問い合わせください。
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■今宿タイムズ 平成27年(2015年)3月1日 第390号
・西部6校区の請願採択される 今宿・谷交差点の渋滞緩和に一歩前進
・玄洋校区思いやりの心推進事業 三世代餅つき大会
・玄洋校区人権尊重推進協議会研修会
・玄洋小学校生徒による(仮)伊都ポケットパーク植樹式
・第5回新設小学校開校準備委員会 新設小学校名「西都小学校」と決まる
・うわごと
・三菱電機前・ナフコ前にバス停 今宿・姪浜乗合バス
・江の口川は野鳥の宝庫
・地域で子ども達の見守りを
・健康講座 今宿校区保健福祉部会
・インディアカ 西区大会で活躍!
・「筑前今宿歴史かるた」から今宿の歴史を学ぶ9
・西部六校区 子ども交歓会に参加して!
・”寒さに負けるな”玄洋小で「げんようっ子集会」開催
・県知事感謝状を受賞されました
・今宿公民館地域育成講座 アフリカへの扉~ジンバブエで生きた28年~
・見て!ビッグでわかばのかつお菜を
・小春日和の会 上ノ原ふれあいサロン
・ありのままで 花咲く金のなる木
・コーヒーブレイク
・今月の男女共同参画29話
・今宿五行歌会(自由)
・ご芳志の御礼