■西部6校区の請願採択される 今宿・谷交差点の渋滞緩和に一歩前進
西部6校区自治協連絡会議(以下、6校区協議会という)は、昨年12月22日に福岡市議会・森議長に対し(1)西九州自動車道周船寺インターのフルインター化と(2)同自動車道の福重・周船寺間の無料化を、6校区協議会の総意として請願していました。
1.請願の趣旨
周知の通り、最近、今宿交差点、谷・谷大塚交差点の渋滞は常態化しており、特に朝晩は、周辺道路にまでその影響が波及しています。これは、西部地区の人口がこの間急速に増加しているのに加え九大の元岡移転が本格化したことによるものです。
このため、西部地区と福岡都心部を結ぶ一般道が国道202号線、旧国道202号線の2本しかなく、かつ地理的条件からこの2本が今宿地区を通過せざるを得ないために恒常的な渋滞を引き起こしています。
2年前、西区土木2課は、今宿地区発展期成会の渋滞緩和要望に対し「交通量調査の結果、最近の交通量であれば、2本の一般道と西九州自動車・都市高速を有効に活用すれば渋滞は緩和できる」と回答しました。
これは、2本の一般道整備がほぼ終了していることを踏まえれば「西九州道への車両誘導しか渋滞緩和の方法はない」と言っているに等しいと言えます。ならば今宿地区を通過する車両を西九州自動車に誘導する施策が必要になります。
そのためには利用しやすくするインフラ整備とともに経済的な誘導=料金軽減策が絶対に必要です。また、(1)、(2)の実現により、九大と周船寺インターを結ぶ道路整備により九大関連車両の一般利用も大幅に減少するはずです。
2.請願の結果
請願に当たっては、地元選出の冨永、笠の両市議が他の市議に積極的に働きかけていただき、議員総数61名中46名もの議員が紹介議員に名を連ねていただきました。請願書は(1)、(2)合わせたものになっていましたが、取り扱う市・担当部局が異なるため、(1)は第5委員会、(2)は第4委員会で審議されることになりました。
まず、(2)が1月28日、第5委員会で審議され、委員会メンバーである冨永市議に加え笠市議も委員会に特別参加され請願採用の必要性を熱弁されました。その結果、全員一致で採択されました。そして(1)が2月6日、第4委員会で審議されこれも全員一致で採択されました。なお、第5委員会には今宿自治協・平方会長、第4委員会には周船寺自治協・大谷会長が出席し、それぞれ委員会の冒頭に口頭陳述を行いました。
3.今後の展望
委員会で採択されたことから福岡市議会でも採択も確実と思われますので、今後、福岡市は西九州自動車を所管する県・西日本道路公社と実現に向け折衝を続けることになります。従って、大きな一歩は踏み出しましたが、直ちに実現とはならず、地元住民・自治協も重大な関心をもって推移を見守っていく必要があります。
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■今宿タイムズ 平成27年(2015年)3月1日 第390号
・西部6校区の請願採択される 今宿・谷交差点の渋滞緩和に一歩前進
・玄洋校区思いやりの心推進事業 三世代餅つき大会
・玄洋校区人権尊重推進協議会研修会
・玄洋小学校生徒による(仮)伊都ポケットパーク植樹式
・第5回新設小学校開校準備委員会 新設小学校名「西都小学校」と決まる
・うわごと
・三菱電機前・ナフコ前にバス停 今宿・姪浜乗合バス
・江の口川は野鳥の宝庫
・地域で子ども達の見守りを
・健康講座 今宿校区保健福祉部会
・インディアカ 西区大会で活躍!
・「筑前今宿歴史かるた」から今宿の歴史を学ぶ9
・西部六校区 子ども交歓会に参加して!
・”寒さに負けるな”玄洋小で「げんようっ子集会」開催
・県知事感謝状を受賞されました
・今宿公民館地域育成講座 アフリカへの扉~ジンバブエで生きた28年~
・見て!ビッグでわかばのかつお菜を
・小春日和の会 上ノ原ふれあいサロン
・ありのままで 花咲く金のなる木
・コーヒーブレイク
・今月の男女共同参画29話
・今宿五行歌会(自由)
・ご芳志の御礼