■コーヒーブレイク
倉庫の片隅のダンボール箱から高校の時に購入したビートルズの「ミッシェル」などが収録されたラバーソウルというレコードが出てきた。
その赤い色のLP盤は50年も経った青春時代を思い出させてくれた。
私が最初に買ったレコードは中学生の頃にラジオから流れて来る洋楽に衝撃を受けた、シルビーバルタンの「アイドルを探せ」だ。
小遣いを貯めて天神のレコード店和光堂で買った。
ダンボール箱の中には、フォークにロック、ニューミュージックに映画音楽と学生や独身の頃の青春が詰まっていた。
「木綿のハンカチーフ」の歌詞のように東へと向かう列車で東京に就職した私は、都会の絵の具に染まりながら職場の仲間とスキーやテニスにと独身生活を満喫していた。
間もなく寮を出て六畳一間のアパートに移ると当時の私のステータスシンボルでもあった大きな家具風のステレオを購入し、色々なジャンルの音楽を聴いたものだ。
東京での生活が7年過ぎ、福岡に転勤となった。
その後は数年毎に九州内を回ることになり、大きなステレオは梱包されたまま、実家の倉庫で眠っていたが大きすぎて邪魔で、残念ながら20数年前に処分した。
最近のテレビ番組で日本の中古レコードを購入する外国人やバブリーダンスが注目され、昭和40~50年代の音楽の人気が上がっているようだ。
私も便乗して近々、コンパクトなプレイヤーを手に入れ、見つかったレコードの一つ一つをのんびりとBGM代わりに聴いてみようと思っている。
来年は平成から新しい年号に変わり、昭和が更に遠くなる。
今の若者・子どもたちも過去の年号生まれとなる。
音楽も昭和のほか、懐かしの平成歌謡という言葉が出てくるだろう。
将来、孫たちが骨董化した私のレコードを聴いてくれると嬉しい気がする。
(K)
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