2月24日の夕方に一羽の白鳥が、江の口川河口(下玄洋橋水門より今津湾にでた付近
で泳いでいました。
今津湾は「白鳥の水海(みずうみ)」になったのかな?
24日の横町町内「ふれあいカフェ」で「江の口川で白鳥を見たよ」と教えていただき、夕方には江の口川河口、玄洋荘付近に行きましたが白鳥の姿はありません。
下玄洋橋を渡ってみても見当たりません。
ところがその先の今津湾堤防で二人の男性がしきりに海を覗きこんで話をしています。
なんだろうと思い、近づいてみました。
そこには探していた白鳥が一羽泳いでいました。
堤防の上から写真を撮り、次の堤防を折りましたが白鳥は悠々と泳いでいます。
そのうち別の3名の観客がきて、食パンを投げ込むとすぐにぱくり。
何度がパンを投げましたが、その都度すぐにパンを食べました。
それで手の平にパンを置いてみましたが、食べにきませんでした。
以前訪れた北海道の屈斜路湖でも白鳥に餌をあげていましたので、白鳥は人慣れしているのかもしれません。
白鳥はシベリアやオホーツクで繁殖し、冬は温暖な日本などで越冬する渡り鳥です。
福岡の地で越冬したのか、南の地で越冬して生まれ故郷に帰る途中に今津湾に来たのか判りませんが、この地に来てくれたことは自然が豊かだったからでしょう。
地元では、クロツラヘラサギやかもなども多くの鳥も冬を過ごしています。
この自然を守り育て更に思いやりのある地域にしたいと思った一日でした。
(C・R)