■「筑前今宿歴史かるた」から今宿の歴史を学ぶ29
今宿野外活動センター
最近、急速に都市化が進む今宿地区ですが、すぐ近くに緑と水に恵まれた自然に親しむことができる施設「福岡市立今宿野外活動センター」(以下は野外センターとする)があることは案外知られていません。
また、知っていても野外センターは子ども会やスポーツクラブなどの団体が使用するもので一般の方には中々利用できないと思っている方も多いと思います。
野外センターは昭和48年3月、青少年に自然に親しんでもらおうと今宿上ノ原の地に創設されました。
南は叶岳や高祖山の森に囲まれ、北は能古島から玄界灘は望む総面積32万8千平方メートル余りに及ぶ広大な敷地です。
元々は戦後間もない昭和23年に設けられた福岡刑務所の作業所跡地でした。
当時はここでは作業のひとつとしてお茶の栽培などが行われ、各地の刑務所などで使用されていたようです。
当時の建物などはもうありませんが、野外センターの中には今でもお茶畑の一部が残っていて栽培されています。
今年も4月末に「茶摘みのつどい」が行われ、一般利用者がお茶摘み体験を楽しみました。(来年度の「茶摘みのつどい」は未定)
創建当時は青少年が自然体験できる施設として福岡市(教育委員会)や市の外郭団体が管理を行っていましたが、福岡市の指定管理者制度ができたのをきっかけに平成18年4月からは、西部ガス株式会社と福岡レクレーション協会に委託され、両社が共同でここを運営しています。
現在は青少年だけでなく市民の方の社会教育の場の施設として、家族やグループで気軽に使える施設になっています。
ここでは、ログハウスタイプの宿泊施設、野外調理場、キャンプファイヤー場など自然の中でキャンプできる施設から、体育館など大勢の人が集える場まで揃っています。
また、ボール遊びができる自由広場や小さなお子さんでも遊べる水深の浅い川などもセンター内にあって日帰りでちょっと立ち寄っても楽しい場所です。
その他季節によって様々なイベントも行っています。
利用料金は宿泊(ロッジ利用)/一泊大人150円~、シャワー/1回100円、ボール貸出/100円と手頃な金額です。
秋の一日、山歩きを兼ねて自然に触れるのもいいかもしれません。
(田中)
*ご利用については今宿野外活動センターまでお問い合わせください。
電話 806-3114
*交通手段(駐車場あり・他は以下参照)
— 交通手段 —
◎地下鉄/筑肥線(筑前前原・唐津・西唐津行き)
JR今宿駅下車→集合マイクロバス
◎集合マイクロバス/JR今宿駅前より終点下車
・約10分・大人250円
・今宿野外活動センター行き
◎徒歩/JR今宿駅より約4キロメートル(約50分)
◎都市高速/福重出口より約5.5キロメートル(約20分)
—————————-
★今宿タイムズ 2016年11月1日 第410号
・初秋の一日、交流・親睦を深めた 今宿校区スポーツフェスタ
・田んぼアート2016
・玄洋校区体育祭
・玄洋小学校 地域との交流がいっぱい
・今宿・玄洋校区「敬老の日」を祝して 敬老会が開催
・うわごと
・パパ・ママ子育てカフェ 保活セミナー -今宿校区男女共同参画部会、今宿公民館共催-
・今宿ジュニアソフトボール 油山秋桜杯 ベスト8!
・玄洋公民館に玄洋小学校3年生来館
・「筑前今宿歴史かるた」から今宿の歴史を学ぶ29
・「嵐散策ウォーク」で楽しい秋分の日
・江の口川が「浮草の川」になってる
・「ローゼル」のハイビスカスティーはいかが?
・第13回(平成28年度)いまづ風花ふれあい市 in 風花福祉作業所開催
・玄洋中学校 創立70周年記念事業のお知らせ
・西区市民吹奏楽団 第17回ファミリーコンサート
・第17回 西区市民吹奏楽団 ファミリーコンサート
・コーヒーブレイク
・第26年 工芸会ワークセンターまつり
・今月の男女共同参加 47話
・今宿五行歌会(自由詠)
・ご芳志の御礼