■今宿小学校で校外学習 今宿歴史探検隊
6月16日(月)、今宿小学校6年生116名が総合的な学習の一環として校区探検(校外学習)を行いました。当日は、左記のように3グループに分かれ、郷土史家大内士郎氏他2名が6年生と一緒に今宿の町を歩き、今宿の歴史について学びました。
(1)古墳コース
大塚古墳・鋤崎古墳とふたつの古墳を巡りました。現在の大塚古墳は、墳丘に綺麗に芝が張られ整備されています。子ども達は、その前方後円墳の墳丘(後円部)に登って今宿の町並みを眺め大喜びでした。その後、鋤崎古墳に行きましたが、大塚古墳と同程度の規模を持つこの古墳は大塚古墳のように知られていません。
また整備されている大塚古墳と違って木々に覆われています。子ども達はその木々の中に入り、外からでは分かりにくい実際の古墳の形を確認することができました。歩く時間も長く大変だったと思います。
(2)唐津街道コース
北九州市大里から筑前唐津までの街道を唐津街道といいます。江戸時代に黒田藩によって整備された道ですが、今宿では昔のままの姿がほぼ残されています。
享保の飢饉の餓死者を供養した「東松原の飢人地蔵」→玉せせりや輪越しなどのお祭りで子ども達に馴染み深い「二宮神社」→日本地図を作った「伊能忠敬」がその測量隊と共に泊まった酒造家長三などの商家跡→その街道の分岐点に立つ追分石「櫻井往還道標」などを見て回りました。
現在の街道は交通量も多く、散策は大変でしたが、子ども達は熱心に説明に聞き入っていました。
(3)元寇防塁コース
長垂海岸には、740年前にの蒙古襲来(元寇)の際に築かれた元寇防塁の跡が未だ残っています。学校を出発してから、三菱電機工場の成り立ち→楠木町の由来→七寺川や鯰川の名の由来などを聞きながら、現地の海岸に着きました。子ども達は元寇の戦いの跡地に実際に立ち、蒙古襲来の話と防塁の築造の話を聞きました。
現在防塁は松林の下に埋まっていますが、所々に防塁の石が地面から出ていて当時の様子を偲ぶことができます。特に築造の跡、江戸時代に植えた松の根が防塁の石を抱き込み成長した場所では多くの子ども達が興味を示してくれました。
この校外学習をきっかけに子ども達が今宿の歴史に興味を持ち、ふる里今宿をもっと好きになってほしいと思います。
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■今宿タイムズ 第382号 平成26年8月1日
・もうすぐ開催!第32回 まつり今宿 花火の大輪
・田んぼアートフェスタに向けて 田植え
・福岡市西消防団今宿分団 分団長交代式
・玄洋公民館・老人いこいの家 建設準備委員会・見学会開催
・第32回 まつり今宿納涼花火大会
・今宿納涼花火大会 フォトコンテスト
・うわごと
・壮年ソフトボール大会◆ママさんバレーボール大会
・今宿人尊協総会 一人芝居感動!
・新設小学校開校 第1回 準備委員会
・今宿・姪浜バス連絡協 ”日祝分も支援対象に”
・玄洋中学校PTAイベント
・玄洋小学校で げんようっ子集会開催
・玄洋校区ふれあいネットワーク 推進会 研修会
・玄洋中・玄洋小 地域懇談会開かれる
・今宿小学校で校外学習 今宿歴史探検隊
・今宿校区ゴミ減施設見学会
・玄洋校区子ども会親善球技大会
・コーヒーブレイク
・今月の男女共同参画 24話
・玄洋句会 松葉牡丹、水羊羹、当季雑詠
・ご芳志の御礼