■コーヒーブレイク
今年も塩ワカメ作りを行った。長崎の五島列島に住んでいた頃、磯遊びで見つけたワカメを保存するために見よう見まねで挑戦したのが、塩ワカメ作りの始まり。
最初の年は、茹でてベランダの物干し竿にぶら下げて緑のカーテンのように関そうワカメを作ったが、出来上がりも味も悪く、カビが生えて失敗。2年目は茹でて塩漬けにしたが、茎も一緒に漬けたため、戻した時、茎に塩が残って失敗。3年目は茎を外して作ったところ市販の様に上手く出来上がり、離れている実家に送ったら大変喜んでくれた。それ以来、新鮮なワカメが手に入ると家族総出で作る季節行事となっている。
試行錯誤で3年もかかった我が家の塩ワカメ作りは、まず採ってきた生ワカメの水洗いから始まり、端の老えてる部分を取り除き、熱湯で茹で、鮮やかな緑色になったら取り上げ、冷水で洗う。次に手で裂くように茎を取り外す。(茎は味噌漬けや佃煮にする。)水気を取り、塩を振りながら容器に漬け込むと数時間で水が上がってくる。繰り返し塩を打ちながら水切りを行うこと3日間、自家製手作り塩ワカメの出来上がりとなる。
日本人ほど海藻が大好きな国民はいない。海苔、ヒジキの煮物、ワカメの酢の物や昆布出汁など色々と食卓に並ぶ。暑い季節は、冷やした寒天やオキュウトが美味い。
アメリカに住む叔母も大好きで、昨年遊びに行った折り、お土産に塩ワカメを手荷物として持って行ったところ、福岡空港の出発口の手荷物X線検査で呼び止められた。「塩ワカメだ」と言っても荷物を全部開けて、袋から出して調べられた。同時に成田でもしつこく中身を調べられた。もちろんアメリカでの乗継搭乗口でも念入りにチェック!
無事着いて、ワカメを食べながら、空港での手荷物検査の話題になると、貴方の人相が悪いのとチェック画面に白く移るワカメの塩の結晶が何かの薬物に疑われたのよと叔母。その叔母から今年は早々とオーダーが入り、恒例の塩ワカメ作りとなった。
(K)
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■平成26年(2014年)5月1日 第380号
・今宿旧道交通規制が現行規制のままと決定
・発展規制会役員会
・新入学の春 玄洋中・今宿小・玄洋小で入学式
・玄洋校区各種団体交流会
・今月の男女共同参画
・横浜八幡桜 ライトアップ
・うわごと
・「筑前今宿歴史かるた」から今宿の歴史を学ぶ2
・先生たちの異動
・第8回 「なまず会」七寺川清掃活動
・第1回 チューリップ祭り
・横浜町内 3世代ふれあい広場
・のびっこ広場とふれあいサロンで合同お花見
・玄洋少年野球クラブ初の2連覇!
・雨の日に桐のたんすでお嫁入り
・コーヒーブレイク
・今宿5行歌会(自由)
・ご芳志の御礼